心を壊して辞めてしまった教員ですが、
もともと辞めたい願望ありありだったのがついに、って感じだったので
辞めてからの生活はもう最高✨と思っています。
最高な理由3つ、選んでみました。
①朝の支度に余裕がある
やっぱり教員やってた頃は朝が戦争だったわけですよ。
自分も出かける準備して、子どもたちの登校の準備もして。
子どもの話もろくに聞かず、「早く早く!」
しかも私はギリギリ子どもを送り出してから出勤してたけど、
あるじゃないですか、
「教員はもっと早く出勤しなきゃダメだよ文化」。
勤務時間は8時15分からのはずなのに(通常校の場合)
7時半には子どもが登校するから、私は確実に迎え入れに間に合わなくて。
でも子どもの迎え入れに間に合った方が、絶対学級運営的にはいい!
と思ってて。
だからずっと「私はダメ教師」と思いながら出勤してましたねー。
辞めた今は、とにかく家族の朝ごはんを用意して、
子どもの準備を手伝って、
朝、登校する子どもと一緒に家を出て途中まで送っています。
この時間がとっても良くて、貴重な時間なんですよね。
子どもたちは一緒に出ることもあるし、時間差のこともあるので
多い時には2往復したりもするんですけど笑
朝からいいお散歩になっています。
この間、小6息子から言われたんですよ
「妹はずるい。俺のときは朝いなかったのに。」って…
「親と学校行く人見て、俺は羨ましかったんだよ。」って。
うっ…(´;ω;`)ウッ…
ごめんよー!!!!!!
そうだよね、さみしかったよね…。
もう遅い!って思うかもしれないけど、でもこれからだから!
楽しくおしゃべりして学校行こうね!って誓いました🙏
②何も考えずに休ませられる、病院に行ける
大体は楽しく学校に行っている子どもたちですが、
時々はやっぱりあるわけです、
「なんかお腹痛い…。」
っていうことが。
こう子どもから言われたとき、教員時代はこうでした。
「えっ…(これ学校休まなきゃいけないやつ?もしかしたらちょっと休めばいけるかもしれないけど、
今日って朝の活動なんだったっけ…教頭先生に電話するの嫌だなぁ…いや今日はあれがあるから抜けられないし待てこれは熱がなければ一回学校に行ってもらおう)」
「大丈夫!!一回学校行こう!!」
これが辛かった。
だって、学校行きたくない日だってあるじゃないですか、子どもの生活って大変なんですよ。
昔よりだいぶ忙しく、せわしなくなってるし、あれもしなきゃこれもしなきゃで。
お腹が痛いのなんて、1時間目だけ休んで少しおうちでのびのびすれば治ったりもするし
なんなら一日休んだってなんの問題もない!
…と心の中では思っているのに、それに付き合えなくて我慢させてました。
今では、「ちょっとお腹痛い…」と言われたら
「分かった、学校には少しゆっくり行こうか。学校に連絡しておくね」
が、何の罪悪感もなく言えるわけですよ。
もしほんとに内科的なものだったら病院に連れて行くのも気持ちが全然違う。
子どもが熱出して病院に行かなきゃいけない、っていうとき
夫とどちらが仕事を休むかでバトルになったことも1度や2度ではありません。
それが、今は心穏やかに、そして100%自分の子どもを心配することができるんですよ。
もう、本当に良かったなぁ、って思います。
多分、息子が不登校気味だった時期を経てそれを脱することが出来たのも、
私が仕事を辞めたことが大きかったんじゃないかな、と。
③平日のお菓子作りができる
これは、午後のパートを始めてからはなかなかできてないですけど
パート始める前までは、時々やっていて。
子どもが学校から帰ってくる頃、「おかえりー」って迎えて(これができることも最高に嬉しかった)
「今ケーキ焼けるところだよー」もできたし、
「今から一緒にケーキでも焼く?」もできたし。
材料をただ混ぜて焼くだけの簡単ケーキだけど、
それでも専業主婦で家にいてくれた母を思い出して、
あの時は当たり前だと思っていたけど素敵な時間だったんだなーなんて
子ども時代を振り返ったりしています。
子どもに「おかえり」を言える生活、してるんだなぁー(しみじみ)
まとめ:子育てと教員の仕事は相性が悪い!
とまぁ、これを書いてて思ったんですけど、今まで書いてきたこと全部
教員辞めたら自分の子育てを優先する生活ができた
ってところに集約する話なんですよね。
そうなんですよ、自分の子育てと教員の仕事って相性が悪い。
大体、教員なんて大体は子どもが好きだから選ぶ職業じゃないですか。
それなのに、自分の子どもを一番に大事にできない生活、嫌だったな。
もっと子どもの保育園行事とか、学校行事とか大事にしたかったな。って思います。
教員の仕事っていいんですよ。子どもたちは可愛いし、一生懸命やっている姿って感動するし、
やりがいはあるし、充実していて、人とのつながりもできて。
お給料もいいですしね!
けど、自分の子育てを考えたとき、難しいなーと思っていて。
自分の子どもを育てられるのなんて、
一瞬一秒が大事な時なんて10年ちょっとくらいしかないじゃないですか。
だから、もしできるなら、
小学生の子どもを持つパパママ教員は一律10年くらい時短制度を取れて、担任も持たない、
ってなれば辞めなくても続けられるのかな、と思ったりします。
(そこまで人手がいないのは分かっています。夢物語です。)
自分の子どもの手が離れたら、また仕事中心に頑張る。
そんなサイクルが出来たらいいのになーと思います。
あと10年もすれば、学校現場はもっとガラッと変わっていくでしょう。
教員が子どもをもっても働きやすい学校現場になりますように。
私はリタイアしてしまったからこそ、今現場に立っている教員の皆さんを
心から「すごい!」と思うし「体を大事に!」と思います。
そして我が子にかかわってくださる先生方に本当に感謝しています。
でもでも、自分のお子さん最優先でいいですからね!!と言いたい。
そんな感じで、今日は終わります。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
良かったら、またいらしてくださいね。
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