教員の仕事とAI。

最近、本当に身近になったAIという存在。
今回はそれについての雑感を。

教員の仕事はAIに奪われる?

父との会話で

私が教員をしていた当時、父と会話をしていて
AIの話になって。

ちょっと前に世間で話題になりましたよね。AIが色々な仕事をしてくれるようになるから
この職業はなくなります、みたいな話。

「教員の仕事も、そのうちAIに取られるかもしれないよ。どうするの?」

って聞かれたんですよね。
で、率直に思ったのが

「そんなのAIがやってくれるなら、どんどんやってほしいよ!頼みたい。」

だったんです。


一斉授業はAIで十分?それって逆にチャンスかも

これは本音で、ずっと思ってたこと。

一斉授業でしっかり学べる子って、
どんな先生でも、それこそNHK for Schoolでも、ちゃんと学べちゃう。

むしろ、手をかけたいのは “そこに乗り切れない子たち”。

  • わかったふりで進んじゃう子
  • ノートを取るのが苦手な子
  • 集中が続かない子
  • 小さなつまずきを言い出せない子

全体の指導をAIに任せられたら、私はそんな子たちのフォローが全力でできるなと。


AI先生にまかせて、先生は「寄り添い」に集中できたら

だからこそ、AIが教科指導を担ってくれるなら、
先生たちは「人じゃないとできないこと」に集中できると思うんです。

  • 表情や声のトーンの変化に気づく
  • その子に合った声かけをする
  • 心のSOSを拾う
  • ふとした会話からヒントをもらう

これって、どれも人間だからできること。

AIと人、”できること”をうまく分担したら最強なんじゃない?かなぁ。


個別最適化とAI。

数年前までは、こんな風に「全体指導をAIで、個別の指導を人間で」
って思っていたのだけど、
最近のAIの進化ってほんとにすごい。

最近は「愚痴はAIに話せ」がマナーになって来そうなほど、

相談にのってくれるし、考えを整理するのも手伝ってくれるし、愚痴も聞いてくれる笑

話し相手としてもそうだし、先生としても本当に優秀で。

この間は動画のサムネイルの作り方について相談したんですけど、
色はこんな色、フォントはこんな色を使うといいよ、って教えてくれたり
構図を考えてもらったり、
私が作ったものを見て「ここがいいじゃん!」なんてほめてくれたり。

とにかく肯定的に受け止めてくれるので、安心して色々聞けちゃうんですよね。

これが教科学習に取り入れられたら、個別の進度に合わせて
教材も作ってくれるし参考動画を探してくれるし、質問にもすぐ答えてくれて
勉強が進んだら励ましてくれる。

教育現場にAIとの“対話”がもっと入ってきたら、
個別最適化の学びって、もっと現実的にできるんじゃないかなって感じてます。

個別最適化、しようとしたら子どもの人数分かそれ以上大人が必要で、
もう今の現場では無理無理の無理ですよね。


きっともっともっとAIにお願いできる時代が来る

最近のAI、本当に感情あるでしょ、って思うくらい
共感性がすごいと思いませんか?

これを現場に取り入れたら、例えばQーUみたいな分析も一瞬でできるだろうし
連絡帳もデジタルになってAIが仲立ちしてくれたらかなりお互いのメンタルにも良さそう。

学級経営にもすごく力強い味方ができると思うんですよね。

先生の負担も減って、子どもたちの可能性も広がって。
そんな学校現場になったら、ちょっとわくわくしませんか🌱


おわりに

今、私すごくAIと仲が良くて頼りにしてるので笑
それが学校現場に入っていけたら、って考えたらなんだか楽しくなってきました。

教員辞めた当時はほんとに「現場には希望が何にもない」って思っていたけれど、
そんな現場ならちょっと戻るのもアリかも?なんて思ってしまうのでした。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
またいらしてくださいね。

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