LINEをやりたい息子と、AI時代のSNSとのつきあい方を考えてみた話。


前回に引き続き、AI関連のお話。

前回のお話はこちら。

うちの小学生の息子が最近、「LINEやりたい!」と言っています。
スマホはまだ持ってないけど、タブレットでできるらしいって聞いて、やってみたいみたい。

最近は好きなYouTubeチャンネルができて、そこにコメントしたいとも言いだして、
一度私のアカウントでコメントをしたら、お返事を返してくれて、
それはそれでとっても嬉しそうで。推し活w

でもねぇ…親としてはやっぱりちょっと心配。


学校でもよく聞いたSNSトラブル

私自身、教員時代にSNSがらみのいろーんなトラブルを見てきました。

グループに入れてもらえない、いきなりブロックされた、
トークが夜中まで止まらなくて寝不足、悪口で盛り上がる、などなどなどなど。

やってること自体は、昔の交換ノートとか授業中の手紙回しとあまり変わらないのかもしれない。

でも、ネットは記録が残るし、誰がそのデータを持ってるかも分からない。
ふとした一言がスクショされて、いつ、どこで、誰に使われるか分からないと思うと…
やっぱり恐ろしいなぁ、と思うわけです。

「ムカついたからあいつの写真と名前をXにあげてやった!」

なんて、誰でもしうる、でも一番しちゃだめなことじゃないですか。

息子がうっかりそれをしてしまうこともあるかもしれない。

教育現場関連で言うと、先生に対する誹謗中傷とかね…ネットの掲示板でガンガン見るよね。
隠し撮りして写真とか動画とかあげちゃうとか。
わざと怒らせて動画回して生配信しちゃうとか。怖すぎますね。


「SNSは楽しい」ってことも、分かるからこそ

とはいえ、大人の私だってSNSは生活の一部ですよ。

リアルでつながっているLINEやフェイスブック、
匿名で使っているXやインスタ。

連絡にも使うし、情報を集めるのにも便利。自分の考えを発信したり、知らない人とゆるくつながれたりするのは、やっぱり楽しいよね。

だからこそ、「やってみたい」って気持ちも、よく分かる。
中学生になったら部活や学級からの連絡もLINEらしい。やっぱり中学生では持たせることになるのかな。

だから、今のうちに一緒に“準備”していけたらいいなと思って、情報リテラシーについては日常の中で話すようにしています。


投稿前に「ちょっと待って」と言ってくれるAI

今日たまたまテレビでやっていた、ネットの誹謗中傷の特集。
その中で印象的だったのが「AIによる投稿前チェック」。

人を侮辱するような内容をSNSに投稿しようとすると事前にAIがチェックして、
「これを本当に投稿しますか?」って聞いてくれるんだって。

調査によれば、このアラートを出された人の4割が、内容を書き換えたり削除したりするという
何らかのアクションを起こしたとのこと。

AIによって、人の行動変容を期待することができる、と。

これは本当に良いと思った。
今回のデータは、書き込もうとする内容が「個人を侮辱するような内容」に絞られてるみたいだけど、これゆくゆくは

「これは個人情報が含まれてますよ」とか
「この写真は肖像権に引っ掛かりますよ」とかを指摘して、

「本当に投稿して大丈夫?」って聞いてくれるようになるんじゃないかな。

今は投稿“後”にAIがチェックする機能はあるけど、これからは「投稿前にストップしてくれるAI」が当たり前になってくるのかも。そうなったら少し安心できるな、と思いませんか?

少し調べてみると、「フォーキッズ」っていう子ども向けの安全なSNSもあるみたい。
https://4kiz.jp/


インターネットのない世界には戻れない。
うまい付き合い方を、親子で学んでいけたらいいよね、と思ったのでした。

今日のお話はここまで。
良かったらまたいらしてくださいね。

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